お正月も二日目になると、おせち料理も蒸したり煮なおしたりと手を加えなければならなくなります。今では冷蔵庫で保存することが出来るようになりましたが、江戸時代や明治時代などは保存方法がないため、冬だといっても、すぐに火を通すなどして手を加えなければなりませんでした。
おせち料理を重箱に詰めるという風習は、最近になってできたもののようです。中には、重箱には詰めずにそれぞれの料理をお皿のままで食すという家庭もあるようです。おせち料理を重箱に詰める理由の有力なものは、デパートのおせち料理の販売からだと言われています。
昔も今もおせち料理のお重は四重であるのが基本です。そして、それぞれ一の重から詰めるものが決まっているようです。場所によってもさまざまな説がありますが、一の重は三つ肴といって、祝いの肴を入れます。関東では黒豆、数の子、ごまめで関西ではごまめが牛蒡に変わります。
デパートのおせち料理の売り上げが増加するようになると、デパートに限らずおせち料理を扱うお店も増えてきました。出前専門の寿司店や回転寿司店などが年末に近づくといち早く注文を受け付けるようになっています。少しでも早く注文することで割引優待が受けられるところもあります。
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